【実例で予習】税務調査ではどういうことを聞かれるのか?(運送業の場合) 税のお役立ち情報

 

なんら不正をしていなくても、税務調査はいやなものです。

税務調査においては、まず調査官が書類を見る前に、ヒアリングで色々なことを聞いてきます。下手なことを言って、調査官に疑念を持たせることはなんとしても避けたいものです。また、税務調査を受けた経験が少なければ、普段と同じ態度で臨むこともなかなか難しいです。

そこで、税務調査を受けた際に、なるべく落ち着いて対応できるように、「税務調査でどういうことを聞かれたか」の最近の実例を、守秘義務違反にならない程度にぼやかした上で、紹介していこうと思います。

 

今回は、『運送業』のケースを紹介致します。

 

全般的な話

・従業員の人数は?            

・会社の商業圏内は?

・車の保有台数は?             

・運搬物として取扱っている商品は?             

・主な得意先は?

・運搬物はどういう風に運んでいるのか?

・外注はあるか?(外注先は決まっているか?)

・所有車両の中に、特殊な車輌はあるか?

・経理関係、伝票関係の処理は誰がしているか?

 

売上関係

・売上を確認できる資料はどういったものがあるか?

・売上管理資料の作成者は誰か?

・売上管理資料の入力は、何を基に入力しているか?

 

支払関係

・支払関係は、何を基に会計システムに入力しているのか?

・旅費交通費の海外視察の行程表は保管しているか?
 

人件費関係      

・役員報酬の変更について、議事録はあるか?

・会計上の給与金額と、源泉徴収簿の金額が合わない理由は把握しているか?

・住宅取得資金に係る借入金の年末調整について、連帯保証分は按分しているか?

・勤労学生の扶養については、毎年確認しているか?

・扶養控除申告書の保管が無い者について、源泉所得税を乙蘭ではなく甲覧で源泉している理由は何か?

 

ちなみに、当事務所がこの事例の税務調査に立ち会った時は、特にペナルティを受けること無く、税務調査を終了しております。

 

最後に

この記事を読んで肥田木会計事務所のことが気になった方は、何かあった時にでも思い出してください。

肥田木会計事務所は、宮崎県都城市で経営者を全力サポートさせていただいている会計事務所で、地域で経営者の方々に高い評価をいただいております。

初回相談料は無料のスタンスですので、ちょっと相談したいことがありましたら、気軽に相談していただいて大丈夫です。

雑談程度の相談でも全然かまいません(笑)。

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